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少し間が開いてしまいましたね!

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チューリップバブルの後
チューリップの球根ってどうなったの?
もしかして家にうえた?



答え:
売れそうな相手探して売った。



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【チューリップフィーバー】


17世紀オランダ。
貴族の間でチューリップの需要が高まりつつあった。

これは商売になる!と思った商人たちがこぞって
チューリップの球根を買い求めために
球根の値段がガンガン上がりバブル状態になったが、
しかしそのバブルがはじけたことで
オランダ諸都市の経済は大打撃を受け、
市場は大混乱に陥るのだった…。


↑なんて感じの話きいたことある方いると思いますが
実際は異常に上がり続けてたチューリップの値段が適正に戻って、
先見の明があった人がすごい美味しい思いをしたけれど、
見込みの甘い人、価値が分からない人が損した
くらいの国家の経済揺るがすには程遠いものでした。

「ちくしょう!チューリップ球根の値段が暴落だ!
 チューリップ大国オランダがチューリップで倒れた!」

そんな冗談話が口コミで広まって
結果それが「オランダ、チューリップで国家がジリ貧!」
みたいな感じで歴史として残る事になってしまいました。

こういうことは歴史の中ではよくあることですが、
大分スケール大きい感じになっちゃいましたね。※



ちなみにバブルで少し多めに作ったチューリップは
他の国々に売ったり

「最近チューリップ流行ってんの!?
 流行に乗り遅れないように俺も買おうかな!」
っていうにわかチューリップマニアに売り抜け
結構良い外貨獲得方法になったとか。

もちろん新種とか珍しいとか
価値の高いチューリップはガチチューリップマニアに
それなりの適正価格で売り続けました。
そこらへん流石オランダさんです。



…ってことはチューリップ暴落事件で本当に懐が痛い思いをしたのって
もしかしてにわかチューリップファン?
かというとそうでもありません。


オランダさんは一番効率が良い場所にチューリップを売り、
チューリップ文化を花開かせることに成功し、
ガチチューリップマニアはたくさんの新種がゲットできて、
オランダ国内で少し損した人も、手持ちの球根を
国外のにわチューに国内で売るよりはそこそこお高めで売り、
そして少し高い~結構高い値段でチューリップを買った
国外のにわかチューリップファンは
「国内でこんな最新の花を持ってるのは私だけ!
 良い買い物をしたぞ!えっへん」
ととても大満足しました。

これぞwin-win!



そんなわけでこのチューリップバブル。
関わった国と人たちにとって
いうほど悪い話じゃなかったという話。

これからチューリップの季節、楽しみですね!

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このチューリップバブルについて研究がはじまったのが
最近も最近なので21世紀に入ってもちょくちょく新発見があるみたいだ。

熱狂的チューリップフィーバーが起こったのは本当だけど、
球根価格高騰がストップしてオランダ経済がどん底になって
各都市経済が麻痺して失業者が溢れ、オランダは暗黒に包まれた…
なんてことはやっぱり起きてないそうだ。


あっ、でも一応暗黒に包まれた人の記録もあるにはあるみたいで

「ちゅーりっぷとかわかんねーけど
 とりあえず流行ってるからやってみるわ!」

って人が、よくわからん球根みたいな球根じゃないかもしれないものを
売りつけられて財産失ったとか。
裸(レベル1)で魔王倒しに行くくらいの無茶しやがって…!


そういえばローマ皇帝のコインも海外とかでぼったくり価格で売ってたりします。
120ユーロで買える皇帝のコインがお店によっては8000ユーロになってることも。
コインの状態でも値段は変わりますが状態が良くてもその皇帝のコインは
どこでも発掘されるからそこまでしないぞ…!っていうのもちらほら…。
ネロちゃんも割りと安く手に入るんですよ。

有名でなおかつ任期が長い皇帝は割とコインいっぱい作ってあるので
そこそこ安く手に入れることが出来ます。
任期短い元のコインが少ない皇帝はマイナーでも意外に高価になります。




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